ユビキタスの今とこれから
ユビキタスコンピューティングとは何か?改めておさらいするとともに、ユビキタス社会の今について。 ユビキタスコンピューティングはあらゆるモノにコンピューターを入れようという試みで、
それにより、あらゆるものの場所や状態がわかる様になり、状況に応じたサービスを実現できるというのもです。
物流の世界では近年RFID(無線タグ)の導入が進みつつあります。
これは簡単にいうと、無線で読み取れるバーコードのようなものです。
これを製品一つ一つにつければ、複数の製品を箱詰めされた状態でも、個々の製品を確認できます。
これは、結構革新的な事で、これが進化する事で正確で、早く、細かな商品管理が行える事が期待できます。
またこの、あらゆるモノにコンピューターを入れる試みは、
個人個人に応じた情報や環境を提供するのにも役立ちます。
例えば初めて訪れる場所で、ここがどこかわからないとします。
最近は、GPSつきの携帯電話もありますが、屋内だと確認しにくい場合があります。
歩道に位置情報や、案内情報を入れたRFIDを埋め込んでおくと、役にたつかもしれません。
もしそれらの情報を壁などにことこまかに掲示するとなると、場所も必要ですし、関係のない人には邪魔な事さえあります。
RFIDは小さいので、景観に影響なくいろいろな場所に埋め込む事が可能で、また情報の書き換えを可能なRFIDを利用すれば、情報の変更も可能です。
また頻繁に変更する情報であれば、タグ自体の情報は変更せず、インターネットに接続してそこでの情報を最新に保つという方法もあります。
個人個人に応じた情報提供は、障害者自立支援 という観点でも役に立つと考えられます。
目の不自由な方向けに、点字ブロックにRFIDを埋め込み、その前の階段は何段あるとか、横断歩道の距離や信号が青の時間などきめ細やかな情報を提供できるようにしておきます。
それを、RFIDを読み取れるステッキで読み取るなどの試みが実験されています。
他にも、地下鉄などでその先に、使用できるエスカレーターやエレベーターがあるのかないのかを伝えるという事も考えられます。
これは、例えばお年寄りや、車いすの方にとっては重要な情報になりえるでしょう。
道を行ってみたら、急な階段しかなかったり、普段はエレベーターがあるけど、メンテナンス中で引き返すなどというのは非常に負担である場合があるからです。
さらに、
少し未来の話になりますが、生活者向けのロボットが普及すると言われていますが、それらのロボットの活動を支援する上でも重要になるでしょう。
ロボットが様々な状況を把握して行動できるようになるのにはまだ時間がかかるでしょうし、環境がロボットに情報をを提供したほうが、ロボットが活動しやすくなるでしょう。